【太田市】子どもの発達が気になる…そんな保護者に知ってほしい「児童発達支援Campo台之郷」

地域情報

「うちの子、言葉が少し遅いかも…」

「お友達とうまく遊べないことがある」

「集団活動が苦手そうで心配」

子育てをしていると、ふとした瞬間にお子さんの成長について不安を感じることがあります。

しかし、その悩みを誰かに相談するのは意外と難しいもの。

「まだ様子を見た方がいいのかな」
「相談するほどではないかもしれない」
「周りに理解してもらえないかも」

そんな思いを抱えている保護者の方も少なくありません。

今回は太田市の台之郷町にある児童発達支援施設「Campo(カンポ)台之郷」をご紹介します。

台之郷町にあるCampoさんの外観

児童発達支援とは?

はじめに、

児童発達支援は、発達に特性や課題のある未就学児(0〜6歳)を対象とした通所支援サービスです。
※Campoさんでは1.5歳ごろからを対象としています。

「障がいがある子だけが利用する場所」と思われがちですが、実際には

・言葉の発達がゆっくり
・落ち着きがない
・集団行動が苦手
・感情のコントロールが難しい
・小学校入学に向けて不安がある

といった悩みを持つご家庭も多く利用しています。

Campo(カンポ)とは?

Campo(カンポ)は、発達に課題や特性のある未就学児(1.5歳~6歳)を対象とした児童発達支援事業所です。

施設名の「Campo」はイタリア語で「畑」を意味し、子どもたちがそれぞれのペースで成長できる場所にしたいという想いが込められているそうです。

集団活動だけでなく個別支援も取り入れながら、お子さんの社会性やコミュニケーション能力を育む支援を行っています。

AIを活用した新しい取り組みも

Campoでは、経験豊富なスタッフによる支援に加え、AIを活用した取り組みも行っています。

お子さんの日々の成長や変化を記録・可視化することで、一人ひとりに合わせた支援につなげているとのこと。

日々の支援記録を蓄積・分析することで、小さな成長や変化を見逃さず、ご家庭との情報共有にも役立てているそうです。

保護者にとっても、お子さんの成長をより身近に感じられる仕組みとなっています。

少人数制で一人ひとりに寄り添う支援

Campoは定員10名の少人数制。

集団療育と個別療育を組み合わせながら、一人ひとりの特性や成長段階に合わせた支援を大切にしています。

また、小学校入学後の生活を見据え、集団の中での関わり方や社会性を身につけることにも力を入れているそうです。

少人数制で広々とした館内。子供達ものびのびできそうです。

Campo台之郷が大切にしていること

Campo(カンポ)はイタリア語で「畑」という意味。

子どもたちを育つ葉、スタッフを土に例え、

「良い土があってこそ、子どもたちは大きく育つ」

という想いが込められています。とても素敵です。

「みんなと同じように接してくれた」

Campoを立ち上げた荻野さんに、施設を始めたきっかけを伺いました。

今でこそ「ADHD」や「発達障害」という言葉は広く知られるようになりましたが、荻野さんが社会人になった頃は、今以上に正しい理解が進んでいるとは言えない時代だったそうです。

時には、その言葉が人をからかったり、否定したりするために使われる場面もあり、違和感を覚えていたといいます。

そんな中、会社を退職する際に、ある先輩からかけられた言葉が今でも心に残っているそうです。

「荻野さんだけが、僕のことをADHDなどと馬鹿にせず、他の人と同じように接してくれてとても嬉しかった」

その先輩は、周囲が敬遠しがちな仕事にも笑顔で取り組む人でした。

荻野さん自身もその姿を尊敬していたため、「そんな風に感じていたなんて」と驚いたそうです。

しかし振り返ると、自分は昔から人の苦手な部分よりも、その人の良いところや得意な部分に目が向くことが多かったといいます。

誰にでも得意なことと苦手なことがあります。

苦手なことばかりを求められる環境ではなく、得意なことを伸ばしながら自信を育み、新しいことへ挑戦できる環境を作りたい。

その想いが、現在のCampoの原点になっています。

だからこそCampoでは、「できないこと」を指摘するのではなく、「できるようになったこと」を大切にしています。

子どもたち一人ひとりが持つ個性や強みに目を向け、その子らしい成長を支える。

施設名である「Campo(畑)」にも、そんな願いが込められているのかもしれません。

小さな「できた」の積み重ねを大切に

発達支援というと、特別な訓練や難しいことをイメージする方もいるかもしれません。

しかし実際には、子どもたちの日常にある「できた」を一つずつ増やしていくことの積み重ねです。

Campoのホームページでは、3歳の男の子の成長事例も紹介されています。

例えば、

  • 「つくって」「とって」「おかわり」など、自分の気持ちを言葉で伝えられるようになった
  • 「ありがとう」「ください」など、相手とのやり取りが自然にできるようになった
  • お友達にブロックを貸したり、順番を待ったりできるようになった
  • 集団活動のルールを理解して参加できるようになった
  • トイレでの排泄や食事など、生活面での自立が進んだ

といった変化が見られたそうです。

一つひとつを見ると小さな成長に感じるかもしれません。

しかし保護者にとっては、

「初めて『ありがとう』と言えた」
「友達と一緒に遊べた」
「自分から気持ちを伝えてくれた」

そんな瞬間は何にも代えがたい喜びではないでしょうか。

Campoでは、お子さん一人ひとりのペースを大切にしながら、このような小さな成功体験を積み重ねていく支援を行っています。

「相談していいのかな?」と思った時が相談のタイミング

発達に関する悩みは、早めに相談することで選択肢が広がることもあります。

もちろん、相談したからといって必ず利用しなければいけないわけではありません。

「少し気になる」
「話だけ聞いてみたい」

そんな段階でも見学や相談は歓迎とのことです。

保護者だけで抱え込まず、まずは一歩踏み出してみるのも良いかもしれません。

保護者へのサポートも充実

Campoでは

・見学や体験利用
・個別相談
・保護者会
・活動見学
・季節ごとのイベント

など、ご家族も参加しやすい環境づくりを行っています。

同じ悩みを持つ保護者同士がつながれる機会があるのも心強いポイントです。

施設情報

施設名:児童発達支援 Campo(カンポ)台之郷

所在地:群馬県太田市台之郷町911

対象:未就学児(1.5歳〜6歳)

見学・体験:随時受付中

公式サイト
https://alt.jp.net/campo-dainogo/

Instagram
https://www.instagram.com/campo_dainogo

なお、Campoは2026年10月頃に太田市大原町で2施設目のオープンも予定しているそうです。

太田市で発達支援の選択肢がさらに広がることに期待したいですね。

おたパパコメント

子育てをしていると、お子さんの発達や集団生活について悩む場面もあると思います。

児童発達支援は特別な場所ではなく、お子さんの成長をサポートするための選択肢のひとつです。

今回取材を通して感じたのは、「できないこと」ではなく「できるようになったこと」に目を向ける大切さでした。

気になることがある方は、一人で抱え込まず、まずは見学や相談から始めてみてはいかがでしょうか。

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