2026年7月16日から17日にかけて、太田市周辺では激しい雨が降り続き、市内のさまざまな場所で道路の冠水や浸水被害が発生しました。
特に17日には、太田市付近で1時間に約100mmの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。
太田市の発表によると、総雨量は352mmに達し、市内を流れる石田川や蛇川では氾濫危険水位を超過。足利市でも住宅などへの被害が発生し、災害相談窓口や被災者支援が設けられるほどの豪雨災害となりました。
普段経験するゲリラ豪雨のように見えても、今回の雨は明らかにいつもとは違うものでした。
この記事では、実際に市内を車で走ったときに感じたことや、地域の方から提供していただいた当日の写真とともに、「太田・足利 みんなの冠水情報マップ」を作った理由をお伝えします。
※掲載写真は、撮影・提供者の許可を得て使用しています。
「いつものゲリラ豪雨だろう」と思っていた
雨が激しくなった当日、スマートフォンから、これまであまり耳にしたことのないような警報音が鳴りました。
その瞬間は不安を感じたものの、心のどこかには、
「またいつものゲリラ豪雨だろう」
「しばらくすれば弱くなるだろう」
という気持ちもありました。
同じように考えていた方も、少なくなかったのではないでしょうか。
冠水や浸水の経験がないと、「うちは大丈夫だろう」なんて思ったはず。
私自身、ここまで広い範囲で冠水するとは考えていませんでした。
しかし、雨はなかなか弱まらず、短時間のうちに道路状況が大きく変わっていきました。
いつもの道が通れない。迂回した先も冠水していた
子どもの送迎など、雨が降っていても外出しなければならない場面はあります。
私も普段使っている道を走りましたが、もともと冠水しやすい場所は、すでに深い水に覆われていました。
「ここは危ない」と判断して別の道へ迂回しても、その先まで冠水している。
どちらへ進めば安全なのか分からず、困る場面がありました。

このとき強く感じたのが、
「どこが冠水しているのか、出発する前に分かっていれば避けられたのに」
ということでした。
行政からは避難情報や通行止めなどの情報が発信されます。しかし、短時間で市内各地の状況が変化するなか、すべての道路を発生直後から把握し、即座に規制することは難しいはずです。
だからこそ、行政の公式情報とは別に、実際にその場所を通った地域の人同士で情報を共有できれば、危険な場所へ向かってしまう人を少しでも減らせるのではないかと考えました。
冠水した道路へ車で入るのは危険

冠水した道路は、見た目だけで水深を判断することができません。
普段から知っている道であっても、水に覆われれば道路と側溝の境目が見えなくなります。マンホールのふたが外れていたり、流れてきた物が沈んでいたりする可能性もあります。
前の車が通れたからといって、自分の車も安全に通れるとは限りません。
今回の豪雨では、冠水によって動けなくなったとみられる車や、翌日まで道路脇などに残された車も見かけました。
車が浸水すると、故障や廃車につながるだけでなく、車内から出られなくなる危険もあります。
冠水している道路を見つけた場合は、無理に進まず、引き返すことが大切です。
想像以上の水量だった場所も

提供していただいた写真を見ると、道路が単に水たまりになっているのではなく、川のような流れが発生していた場所も確認できます。
ここまで水位が上がってしまうと、徒歩での移動も危険です。
流れがある場所では足を取られる可能性があり、水面の下に段差や側溝があっても確認できません。
冠水箇所を撮影・投稿する際も、危険な場所へ近づく必要はありません。必ず安全な場所から、無理のない範囲で情報提供をお願いします。
「太田・足利 みんなの冠水情報マップ」を作りました
今回の経験をきっかけに、地域の皆さんから冠水情報を投稿してもらえる、
「太田・足利 みんなの冠水情報マップ」
を作成しました。
このマップには、今回の豪雨で実際に冠水した場所を中心に、地域の方から寄せられた情報を掲載しています。
あらかじめ冠水したことのある場所を知っておけば、大雨が降った際に別の道を選んだり、早めに移動を取りやめたりする判断材料になります。
また、大雨の際に届いた新しい投稿は、24時間以内の情報として地図上で区別して表示しています。
ただし、このマップは行政が発表する公式な通行情報ではありません。
投稿された時刻から状況が変化している可能性があり、地図に情報がない場所が安全という意味でもありません。
必ず太田市・足利市・気象庁などの公式情報も確認し、危険を感じた場合は無理に移動しないでください。
行政の情報と、地域の情報を組み合わせたい
危険性が確認された道路については、行政や警察などが通行止めや注意喚起を行ってくれます。
しかし、急激な豪雨では、冠水の発生から情報の確認、規制までにどうしても時間がかかります。
これは行政の対応が遅いという話ではありません。
同時多発的に状況が変化するなか、すべての道路を発生直後から確認することには限界があります。
だからこそ、
- 行政や気象庁が発信する正確な公式情報
- 現地にいる人から届く細かな地域情報
- 過去に冠水した場所の記録
この3つを組み合わせることで、一人ひとりがより安全な判断をできるのではないかと考えています。
「この道は以前冠水していたから避けよう」
その判断だけでも、事故や車の浸水を防げる可能性があります。
今回のような豪雨が、いつまた発生するかは分かりません。
このマップが、地域の皆さんの危険回避に少しでも役立てば幸いです。
今回を機に、非常食の備蓄も見直しました
道路が冠水すると、買い物へ行けなくなったり、物流が一時的に滞ったりする可能性もあります。
小さな子どもがいる家庭では、雨が弱まっても道路状況が分からず、外出を控えなければならないこともあります。
今回の豪雨を経験して、避難用品だけでなく、自宅で過ごすための食料も普段から準備しておくことの大切さを改めて感じました。
わが家のような子育て世帯で特に気になるのが、子どもが実際に食べてくれるか、そして食物アレルギーへの対応です。
アルファー食品の長期保存食は、
- 国産米を使用
- 5年以上の長期保存が可能
- お湯または水を入れるだけで食べられる
- コンパクトで保管しやすい
- 食物アレルギーに配慮した商品も用意
という特徴があります。
非常食は買っただけで満足せず、平常時に一度食べて、作り方や家族の好みを確認しておくことも大切です。
まず試してみたい方向けに、送料込み・ポスト投函の「非常食お試し3種セット」も用意されています。
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また太田市の防災の備えについての考え方についても記事をまとめてあります。
冠水情報の提供にご協力ください
今回、マップの公開後すぐに多くの方から冠水情報が寄せられました。
写真や場所、当時の状況を提供してくださった皆さま、本当にありがとうございます。
過去の冠水情報を蓄積していくことで、次に大雨が降ったときの危険回避に役立つ地域の資料になります。
「以前、この場所が冠水していた」
「今回、通行できないほど水がたまっていた」
といった情報がありましたら、安全を確保したうえでマップからお寄せください。
一人の情報が、別の誰かの車や命を守るきっかけになるかもしれません。
おたパパまとめ
今回の豪雨では、いつも使っている道路が突然通れなくなり、迂回した先まで冠水しているという状況が各地で発生しました。
「あの道が冠水していると知っていれば、最初から別の道を選べた」
そんな情報が一つあるだけでも、立ち往生や車の浸水、思わぬ事故を防げる可能性があります。
行政や気象庁から発表される正確な公式情報に加えて、地域の皆さんから寄せられる細かな情報や過去の冠水履歴を組み合わせることで、より安全な判断につなげられると考えています。
今回、写真や冠水場所の情報を提供してくださった皆さま、本当にありがとうございました。これからも情報を蓄積し、大雨が降ったときに地域の皆さんが活用できるマップに育てていきたいと思います。
ただし、冠水情報の撮影や投稿よりも、命と安全が最優先です。
冠水箇所を見つけても、運転中にスマートフォンを操作したり、撮影のために車を止めたり、危険な場所へ近づいたりしないでください。写真がなくても、雨が弱まり安全が確保されてから、場所や当時の状況だけを投稿していただければ十分です。
無理のない範囲で寄せられた一つひとつの情報が、次の大雨の際に、誰かの車や命を守るきっかけになるかもしれません。




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