2026年7月28日、熊本県熊本地方を震源とする大きな地震が発生しました。
地震の規模はマグニチュード7.1で、熊本県宇城市と氷川町では最大震度7を観測。気象庁は、この地震を「令和8年熊本地震」と命名しています。
被害に遭われた皆さまに、心よりお見舞い申し上げます。
熊本の商品を買って支援する人たち
先日テレビを見ていると、東京・銀座にある熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」に多くの人が訪れ、熊本の商品を購入している様子が紹介されていました。
「被災した熊本を少しでも応援したい」
そんな思いから商品を買う人が相次ぎ、一時は入場制限が行われるほどだったそうです。店内には義援金箱も設置され、買い物と合わせて寄付をする人もいました
このニュースを見て、群馬県太田市から熊本のためにできることは何だろうと考えました。
現地へ行くことだけが支援ではない
実際に被災地へ入り、救助活動や医療支援、復旧作業などに携わっている人もいます。
しかし、仕事や子育て、距離などの事情もあり、誰もが現地へ行けるわけではありません。
だからといって、現地へ行かなければ支援にならないわけでもないと思います。
義援金を送る。
ふるさと納税を利用する。
熊本県の商品を購入する。
今後安全が確認されてから、熊本へ旅行する。
支援の形や金額の大きさよりも、こうしたときに「何か力になりたい」と思い、自分にできる方法で行動することが大切なのではないかと、テレビを見ながら改めて感じました。
この記事では、太田市をはじめ、熊本県から遠く離れた場所に住んでいてもできる支援方法を紹介します。
※支援窓口などの情報は、2026年7月31日時点のものです。最新情報は熊本県公式ホームページでご確認ください。
熊本県公式・令和8年熊本地震に関する情報
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/1/274517.html
熊本県公式の義援金へ寄付する
被災した方へ直接的な支援を届けたい場合は、熊本県が開設している義援金窓口を利用できます。
熊本県では、2026年7月29日から10月30日までを予定期間として、令和8年熊本地震の義援金を受け付けています。
肥後銀行、熊本銀行、ゆうちょ銀行の専用口座が案内されているため、振込先や口座名義は必ず熊本県公式ページで確認してください。
熊本県公式・令和8年熊本地震に係る義援金の受付
https://www.pref.kumamoto.jp/soshiki/27/274572.html
熊本県公式の義援金は、個人の場合は寄付金控除、法人の場合は損金算入の対象となる場合があります。銀行振込の利用明細票が、税制上の手続きに必要な受領書の代わりとして利用できると案内されています。
義援金は、被災した方の生活支援などに配分されるお金です。
日本赤十字社を通じた義援金についても、全額が義援金配分委員会へ送られ、定められた基準に基づいて被災した方へ配分されます。日本赤十字社の活動費や事務経費には使われません。

災害支援ふるさと納税を利用する
銀行振込だけでなく、ふるさと納税を利用して熊本県を支援することもできます。
「ふるさとチョイス災害支援」では、令和8年熊本地震で被災した熊本県への寄付を受け付けています。
クレジットカードで2,000円以上から申し込むことができますが、災害支援を目的とした寄付のため、返礼品はありません。
ふるさとチョイス災害支援・令和8年熊本地震
https://www.furusato-tax.jp/saigai/detail/2871
災害支援ふるさと納税も、一般的なふるさと納税と同様に、条件を満たして手続きを行えば寄付金控除の対象となります。
ふるさと納税は、選んだ自治体へ寄付した金額のうち、2,000円を超える部分について、控除上限の範囲内で所得税や住民税の控除を受けられる制度です。
控除を受けるには、確定申告またはワンストップ特例制度の手続きが必要です。収入や家族構成などによって控除上限額が異なるため、申し込み前に確認してください
寄付だけでは一歩を踏み出しにくい人もいる
被災した方へ届く義援金は、とても大きな意味を持つ支援方法です。
一方で、純粋な寄付としてお金だけを送ることには、心理的なハードルを感じる人もいるのではないでしょうか。
私自身も、支援したいという気持ちはあっても、ただお金を送る方法より、
「どうせ納める税金なら、応援したい地域へ」
というふるさと納税や、商品を購入して地域を応援する方法の方が、一歩を踏み出しやすいと感じます。
支援に対して何かを受け取ることを、悪いことだと考える必要はないと思います。
無理なく行動できる仕組みがあることで熊本を知るきっかけになり、その後も商品を購入したり、実際に熊本を訪れたりすることにつながるかもしれません。

返礼品のある通常のふるさと納税で応援する
災害支援ふるさと納税では、原則として返礼品はありません。
返礼品を受け取りながら熊本県を応援したい場合は、災害支援枠とは別に、熊本県内の自治体が実施している通常のふるさと納税を利用する方法があります。
熊本県産のお米や果物、馬刺し、熊本ラーメンなどを返礼品として選ぶことで、その地域や特産品を知るきっかけにもなります。
価格:10000円〜 |
価格:15000円 |
ただし、通常のふるさと納税による寄付金が、令和8年熊本地震の被災者支援や復旧事業へ直接使われるとは限りません。
寄付金の使い道を指定できる自治体もあるため、申し込み画面で使途を確認してください。
「今すぐ被災した方を支援したい」という場合は、熊本県公式の義援金や返礼品のない災害支援ふるさと納税の方が、目的に合った方法です。
熊本の商品を買って応援する
寄付やふるさと納税以外では、熊本県の商品を購入して地域の事業者を応援する方法もあります。
商品の購入代金が、そのまま被災した方への義援金になるわけではありません。
それでも、熊本県内の生産者や製造会社、販売店の商品を選ぶことで、地域の仕事や経済を支えることにつながります。
熊本県物産振興協会が運営する「くまモンのふるさとよかもんショップ」では、熊本県のお菓子、果物、農産加工品、麺類、肉・魚の加工品、調味料、工芸品などが販売されています。商品は生産者や製造元から直送されます。
くまモンのふるさとよかもんショップ
https://www.kumamon-yokamon.com/
ネット通販やアフィリエイト商品を利用する場合も、商品名に「熊本」と書いてあるだけでなく、製造元や販売元、発送元が熊本県内にあるかを確認して選びたいところです。
熊本ラーメンを取り寄せて応援
熊本ラーメンは、豚骨スープに焦がしニンニクやマー油を合わせた商品が多く、自宅でも熊本の味を楽しめます。
価格:4000円〜 |
熊本のお菓子を買って応援
黒糖ドーナツ棒や誉の陣太鼓、武者がえしなど、熊本には全国的にも知られているお菓子があります。
家族で食べるだけでなく、職場への差し入れや贈り物にも利用しやすい商品です。
![]() |
熊本県産の農産物を買って応援
熊本県では、スイカ、トマト、柑橘類、お米など、さまざまな農産物が生産されています。
いつもの買い物で熊本県産の商品を選ぶことも、地域を応援する方法のひとつです。
価格:5000円 |
※この記事にはアフィリエイトリンクが含まれます。リンクを経由して商品が購入された場合、当サイトに紹介料が入ることがあります。熊本県公式の義援金および災害支援ふるさと納税へのリンクは広告ではありません。
支援団体の活動を寄付で支える
義援金とは別に、被災地で救護や物資配布、避難所支援などを行う団体へ「活動資金」を寄付する方法もあります。
義援金は被災した方へ配分されるお金ですが、活動資金は支援団体が行う医療救護、物資の調達や配布などに使われます。
目的が異なるため、
被災した方へお金を届けたい場合は義援金
現地で活動する団体を支えたい場合は活動資金
という違いを理解したうえで選びましょう。
なお、個人で購入した支援物資を、確認せずに被災地へ送ることは避けた方がよさそうです。
物資は仕分けや保管、配送に人手と費用が必要となり、現地の要望と合わない場合もあります。日本赤十字社も原則として物資ではなく、金銭による寄付を案内しています。
ボランティアは公式の募集情報を確認する
今後、被災した地域で災害ボランティアが募集される可能性もあります。
ただし、募集前に個人の判断だけで現地へ向かうと、宿泊場所や移動手段、食料の確保などによって、被災地へ新たな負担をかけてしまうことがあります。
ボランティアに参加する場合は、熊本県、市町村、社会福祉協議会などが発表する募集地域、対象者、持ち物、活動期間を確認してから申し込みましょう。
最新の支援情報は、熊本県の令和8年熊本地震情報ページへ追加される予定です。
落ち着いてから熊本を訪れることも支援になる
今は救助や生活再建が優先される時期ですが、安全が確認され、観光施設や宿泊施設が通常営業へ戻った後に熊本を訪れることも、長期的な応援につながります。
熊本城や阿蘇、温泉地を訪れ、現地のお店で食事をし、お土産を購入する。
災害直後だけでなく、その後も熊本に関心を持ち続けることが、地域の力になるのではないでしょうか。

おたパパまとめ
令和8年熊本地震を受け、太田市など熊本から離れた場所でもできる支援方法を紹介しました。
被災した方へ義援金を送る。
災害支援ふるさと納税を利用する。
通常のふるさと納税で熊本県内の自治体を応援する。
熊本県の商品を購入する。
支援団体へ寄付する。
募集が始まった後に、災害ボランティアへ参加する。
安全が戻った後に熊本を訪れる。
支援の方法はひとつではありません。
寄付だけでは一歩を踏み出しにくい人も、ふるさと納税や熊本の商品を購入することなら、行動に移しやすいかもしれません。
できることの大きさを比べるのではなく、一人ひとりが無理のない形で熊本に目を向ける。
その気持ちを持ち続けることが、私たちが遠くからできる支援のひとつなのではないかと思います。



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